基本的人権

基本的人権の歴史についてまなびます。


啓蒙思想家

  • ロック…社会契約説と抵抗権をといて、『統治二論(市民政府二論)』を書いた「イギリス」の啓蒙思想家。
  • モンテスキュー…「三権分立」をといて、『法の精神』を書いた「フランス」の啓蒙思想家。
  • ルソー…社会契約説と「人民主権」をといた「フランス」の啓蒙思想家。

17~18世紀

  • 権利章典…イギリスの「名誉革命」の後、1689年に制定された「権利章典」によって立憲君主制と「議会政治」が確立した。
  • 人権宣言…1789年、フランスでは、自由、平等、人民主権、私有財産の不可侵などをうたう「(フランス)人権宣言」が発表された。

19世紀

  • 大日本帝国憲法(明治憲法)…日本では1889年に大日本帝国憲法が制定された。なお、「臣民ノ権利」は「法律」の範囲内で認められた。

20世紀

  • 普通選挙法…1925年に制定された、「25歳以上のすべての男子」に衆議院議員の選挙権を認めた法律。
  • ワイマール憲法(ヴァイマル憲法)…第一次世界大戦後のドイツで制定され、初めて「社会権」を保障した憲法の通称。
  • 世界人権宣言…国際的な人権保障については「国際連合」が中心となって1948年に「世界人権宣言」が採択され、1966年には「国際人権規約」が採択された。

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