037.徳政令(永仁の徳政令)

幕府を支えていた「御家人」は、領地の分割相続によって生活が苦しくなりました。幕府は御家人の借金を帳消しにする( 徳政令 )を出しました。

鎌倉時代の社会の変化

  • 鎌倉時代には交通が活発になり、海辺に港が栄えるようになりました。
  • 経済が活発な近畿地方などでは、幕府に従わない「悪党」とよばれる武士もあらわれました。

御家人の生活

  • 幕府を支えていた「御家人」は、生活が苦しくなっていました。
  • その原因としては、土地の「分割相続」と「元寇で恩賞が少なかったこと」があげられます。

徳政令

  • 幕府は御家人を救済するために、「借金」を帳消しにする「徳政令」を出しました。
  • この最初のものは、1297年の「永仁の徳政令」です。
  • しかし、あまり効果はありませんでした。

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