電子書籍『占領期の高校入試の社会科』

新刊
amazonのページへ→『占領期の高校入試の社会科(1949-1952年の入試問題分析)第1巻 世界地理 (1) 自然編

amazon kindle(250円 unlimited対象)
この本は、終戦直後の1949年から1952年までに実施された高校入試の社会科の設問(5,753問)の中から、世界地理(659問)の「自然」に関するテーマを取り上げて分析・整理したものです。

戦後初期の教育内容にせまる

地図、人口、自然、気候などの設問を分類・検討し、当時の出題傾向や設問形式、内容の特徴を明らかにします。戦後初期の教育が世界をどのように教えていたのかを、現代の入試との比較を通して検討します。

教科書・図版も参照

分析には、当時の文部省検定教科書や過去問などを用い、必要に応じて図版を再構成しています。


📑 目次

はじめに
(総論) 占領期の社会科の出題傾向
・社会科の出題数
・世界地理の出題傾向

第1章 地図と人口
[01] 世界地図と大雑把な問題
・世界地理の常識
[02] 人口急増の世界
・世界人口の長期的推移(1810–1930年)
・気候の基礎知識

第2章 自然と気候
[03] 海、山、川、そして運河
[04] 5つの気候帯
・熱帯
・寒帯
・温帯
・冷帯
・乾燥帯

まとめ