選挙

政治参加としての選挙のしくみをまなびます。


民主政治と政党

  • 間接民主制…国民が代表者を選挙で選び、その代表者が「議会」を通じて政治をおこなう制度。
  • 与党内閣を組織して政権をになう「政党」。
  • 野党…与党以外の「政党」。
  • 連立政権…複数の政党によって内閣が組織される政権。

選挙の原則

  • 普通選挙…財産などによって選挙権が制限されず、選挙権が保障されていること。
  • 平等選挙…一人一票。
  • 直接選挙…議員を直接選出する。
  • 秘密選挙…無記名で投票を行う。

日本の選挙制度

  • 公職選挙法…選挙方法や選挙運動について定めた法律。
  • 選挙管理委員会…選挙事務は、地方公共団体の「選挙管理委員会」がおこなう。
  • 小選挙区制…一つの選挙区で一人の代表を選ぶ選挙制度。
  • 比例代表制…得票に応じて、各政党に議席を配分する選挙制度。
  • 小選挙区比例代表並立制…「衆議院」議員の選挙制度。
  • 参議院…「参議院」議員の選挙は、都道府県単位の「選挙区制」と、全国単位の「比例代表制」でおこなわれている。

選挙の課題

  • 投票率が低い(棄権が多い)…若い世代を中心として、「投票率が低い(棄権が多い)」という問題点がある。この改善のために、2015年に「公職選挙法」が改正され、選挙権が満18歳以上となった。
  • 一票の格差(一票の価値に格差)…選挙区によって議員一人当たりの有権者数が異なり、「一票の格差」が生じるため、「法の下の平等」が侵害される。

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