2.古代の日本

東アジア情勢

  • …6世紀末に、長いあいだ混乱がつづいた中国を統一した王朝。
  • …7世紀初めに中国を統一し、律令制度をととのえて中央集権体制を確立した王朝。
  • 長安…唐の都。国際的な大都市として栄えた都市。

飛鳥時代

  • 蘇我氏…6世紀末に物部氏を滅ぼして勢力を強め、渡来人やその子孫と結んで政治的影響力をのばした豪族。
  • 聖徳太子…7世紀はじめに推古天皇のもとで摂政となり、天皇中心の政治制度を整えようとした人物。
  • 冠位十二階…603年に定められ、氏や姓にとらわれずに人材を登用するための制度。
  • 十七条憲法…604年に定められた、役人の心得を示す政治の基本方針。
  • 遣隋使…文化や制度を取り入れるために隋へ送られた使節。最初の使節は小野妹子。
  • 飛鳥文化…聖徳太子の時代に栄え、仏教の影響が強い文化。
  • 法隆寺…現存する世界最古級の木造建築。聖徳太子が建立したと伝わる寺院。

大化の改新

  • 中大兄皇子…645年に中臣鎌足らとともに蘇我氏を滅ぼし、のちに天智天皇となった皇子。
  • 大化の改新…中大兄皇子らが進めた政治改革。
  • 公地公民〔の制〕…土地と人民を国家の直接支配のもとにおく制度。
  • 新羅…朝鮮半島南東部におこり、7世紀に唐と結んで高句麗・百済を滅ぼし、のちに朝鮮半島を統一した国。
  • 壬申の乱…672年に大海人皇子と大友皇子のあいだでおこった皇位継承争い。

律令国家の成立

  • 大宝律令…701年に唐の法律にならってつくられた律令。
  • 律令国家…律令にもとづいて政治をおこなう国家のしくみ。
  • 口分田…戸籍に登録された6歳以上に与えられ、死後は国に返すしくみの田地。
  • 班田収授法…口分田を人々に分け与える制度を定めた法。
  • …口分田の面積に応じて負担した税。
  • 調…一般の成年男子に課せられた、絹・糸・真綿・布・特産物などの税。
  • 国司…都から地方の国々に派遣され、郡司を統率して地方政治を行った役人。
  • 防人…九州北部の防衛にあたった兵士。

奈良時代

  • 平城京…710年に長安にならって奈良につくられた都。
  • 和同開珎…708年につくられ、実際に流通した最初の貨幣とされる銭(日本最古の貨幣としては「富本銭」などがあげられる)。
  • 聖武天皇…仏教の力により国家を守ろうとし、国分寺建立などを進めた天皇。
  • 国分寺と国分尼寺…国ごとに建てられた寺院と尼寺。
  • 東大寺…都に建てられ、金銅の大仏がつくられた寺院。
  • 墾田永年私財法…743年に出され、新しく開墾した土地の私有を認め、公地公民のしくみがくずれる要因となった法。

奈良時代の文化

  • 鑑真…来日して戒律を伝え、唐招提寺を開いた唐の僧。
  • 天平文化…奈良時代に栄え、唐の文化と仏教の影響を強く受けた文化。
  • 古事記…8世紀初めに完成した日本最古級の歴史書。
  • 日本書紀…国がまとめた正史の最初の歴史書。
  • 風土記…地方の国ごとの自然・産物・伝説などを記した記録。
  • 万葉集…奈良時代末に大伴家持がまとめたとされる和歌集。
  • 正倉院…東大寺の宝物庫。聖武天皇の遺品や文書が保存され、校倉造の建物。

平安時代

  • 桓武天皇…784年に長岡京、794年に平安京へ遷都し、政治の立て直しをはかった天皇。
  • 坂上田村麻呂…8世紀末に征夷大将軍となり、東北地方で蝦夷を破って朝廷の勢力を広げた人物。

平安時代初期の仏教

  • 最澄…唐にわたり、帰国後に比叡山で延暦寺を建てた人物。
  • 天台宗…最澄が唐から伝えた教え。
  • 空海…唐にわたり、帰国後に高野山で金剛峯寺を建てた人物。
  • 真言宗…空海が唐から伝えた教え。

東アジア情勢の変化

  • 菅原道真…894年に遣唐使の停止を進言して認められ、のちに大宰府へ左遷された人物。
  • 宋(北宋)…唐の滅亡後の分立をへて、中国を統一した王朝。
  • 高麗…10世紀初めに朝鮮半島でおこり、のちに新羅をほろぼした国。

藤原氏の政治

  • 摂関政治…9世紀後半以降に藤原氏が行った政治。
  • 摂政…天皇が幼いときに政務を代行した役職。
  • 関白…天皇が成長したのちに補佐として実権をにぎった役職。
  • 藤原道長…子の頼通とともに藤原氏の全盛期を築き、娘を天皇の后にして権力を強めた人物。

平安時代の文化

  • 国風文化…平安時代半ばの貴族社会で発達した、日本の風土や感情に合う文化。仮名文字が生まれた背景。
  • 源氏物語…11世紀初めに紫式部が書いた長編小説。
  • 枕草子…同時期に清少納言が書いた随筆。
  • 古今和歌集…10世紀初めに紀貫之らが編集した最初の勅撰和歌集。
  • 浄土信仰(浄土教)…念仏を唱えて阿弥陀仏にすがれば、死後に極楽浄土へ生まれかわれるという教え。
  • 平等院鳳凰堂…藤原頼通が宇治に建てた阿弥陀堂。
  • 中尊寺金色堂…奥州藤原氏が平泉に建てた阿弥陀堂。地方への浄土信仰の広まりを示す建築。

武士の成長

  • 平将門…10世紀中ごろに関東で反乱を起こし、一時は関東を支配して新皇を名のった武士。
  • 藤原純友…10世紀中ごろに瀬戸内海地方で反乱を起こした武士。
  • 源義家…前九年合戦・後三年合戦をしずめ、源氏の勢力を東日本に広げた武将。
  • 平氏…12世紀前半に西日本で勢力を広げた武士の一族。
  • 荘園…貴族や寺社の私有地。武士が寄進して保護を受け、勢力を広げる土台となった土地制度。

平安時代末期の政治

  • 上皇…位をゆずった天皇の呼称。
  • 院政…上皇が摂政・関白の力をおさえながら政治を行ったしくみ。

源平の争い

  • 平清盛…保元の乱・平治の乱に勝って勢力を広げ、武士として初めて太政大臣となった人物。
  • …平清盛が整えた兵庫の港を通じて貿易を行った中国の王朝。

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