022.日本の農業

日本の農業について、海外と比較して確認しておきましょう。

アメリカやオーストラリアとの比較

  • アメリカやオーストラリアと比較すると、日本は規模の小さい農家が多くなっています。
  • よって、生産費は高くなりがちです。

発展途上国との比較

  • 日本の単位面積あたりの生産量は、発展途上国と比べると多くなっています。
  • これは、日本は耕地面積1haあたりの肥料使用量が多いためです。
  • また、農業従事者1人あたりの農業用トラクターの台数も多く、機械化が進んでいます。
  • 1haあたりの農業従事者数も少なくなっています。

日本の農業の問題

  • この20年間で、日本の農業就業人口は約4割減少しました。
  • また、農業就業者の約7割が60歳以上で、高齢の人の割合が高くなっています。
  • 「後継者」不足が日本の農業の課題となっています。

農業政策

  • 農業者の経営の安定や所得の増大をはかることが大事です。
  • 農業への新規参入をしやすくすることで、農業就業人口を確保することも大事です。
  • 国全体の目標として、食料自給率の向上をはかることがあげられています。

工場の立地