073.バリアフリー

障がいのある人や高齢者が、一般社会の中で安全・快適にくらせるように、身体的、精神的、社会的な障壁を取り除こうという考え方を( バリアフリー )といいます。

基本となる考え方

  • 障がいの有無や年齢を問わず、誰もが快適に使えるものにするという考え方にもとづいています。
  • だれもが尊重され、等しく参加できる社会をめざしています。

建物の構造の工夫

  • 階段の利用が困難な人のために、建物の入口にスロープをつくる。
  • 廊下に手すりをつける。
  • 車いすで生活している人が乗降しやすいように、段差をなくす。
  • 車いすでも移動しやすいように、廊下の幅を広くする。
  • 建物の段差をなくす。エレベーターを設置する。

商品の工夫

  • パッケージの注意書きを大きく分かりやすくして、消費者に適切な使用方法を知らせるとともに、たてにすえ付けても使用可能にするなど、製品の安全性を高めるように改善する。
  • 目の不自由な人が区別しやすいように、シャンプーの容器に凹凸をつける。

→ 生存権